第23回 『新少林寺』 めちゃくちゃなアクションで押し通してほしい
夫:![]()
仕事絡みでとてもハードなワン・ビン監督の『無言歌』(10)を見た後だけに、中国の歴史を描くにもさまざまなスタンスがあることをあらためて感じさせられたよ。
妻:![]()
『無言歌』暗かったね、でも歴史を学ぶにはそれを描いた映画をみると手っとり早いというか、わかりやすいよね。
夫:![]()
この映画は『孫文の義士団』(10)同様、馬車を追跡するアクションなどに西部劇的な要素も盛り込まれていたので、前半は見ていて楽しかったな。
ただ後半は、アンディ・ラウ扮する主人公が改心する姿を中心に描いて、説教くさくなるところがいただけないね。
これは以前の『少林寺』(82)のような、単純なアクションだけでは世界市場が狙えないと考えるからだろうけど、ちょっと違う気がするなあ。
やっぱりこの手の中国映画はめちゃくちゃなアクションで押し通してほしいよ。
妻:![]()
そうそう、少林寺拳法で暴れまわる修業僧、ジェット・リー(当時はリー・リンチェイ)の『少林寺』がよかったわー。
でもこの映画をみて少林寺のつらい歴史がわかったことは収穫かな。
夫:![]()
またも日用品(中華鍋)を武器に変える炊事係のジャッキー・チェンがまさに“おいしい役”だったね。
妻:![]()
『刑事物語』の武田鉄矢のハンガーアクションみたいだったね。
夫:![]()
とすると、あれはジャッキーのまねだから今回は本家帰りってことになるのかな。
2011.10.5.


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